stage Y's  
YUKI TAKEZAWA ARCHITECT & ASSOCIATES  
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  before beforeafter-s33tuge-01 明治時代、

写真左側の建物は

牛小屋だったそう
  after beforeafter-s33tuge-02 玄関のアルミ戸は
木製の引き違い戸に

牛小屋だったと言う方の
出入り口は、
サンルーム的な
用途として使用

ここにも木製の
引き違い戸とした
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以前 台所があった北向きの土間
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土間の床は玄関ホールのレベルまで上げ その分天井が低くなるので 
天井を撤去して吹抜にし ロフト部屋の光が降りてくるようにした
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玄関と 両側にある部屋を 二分している 広いホール
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玄関ホールを小さくし、建具(ガラス戸)を設け、広かったホールはリビングに取り込む
そうするとガラス戸から リビングに光を取り込無ことができる
床も無垢の木を使いたいところだが・・・まずは 予算ありき・・
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ステンドガラスは 施主が持たれていたもの
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暗くて寒い北向きの土間  昔はどこの家も こういう場所に台所があったそうだ
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南にあった部屋の壁を取り除いて キッチンにも南の陽が入るようになった
南の窓越しに 山が見える
料理をしながらも 四季の移ろいを感じることができるようになった
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取れない柱は残して 化粧柱とした
壁を撤去した後の耐力は 筋交いを入れ 化粧筋交いとし 
棚板を入れ込み 飾り棚として使えるようにした
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急な階段を上がると 天井の低いロフト部屋があり T氏が子どもだった頃の自分の部屋だったそう
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ロフト部屋は壁を撤去し、階段下の部屋(ダイニング)を吹き抜けにして、
視覚的に広がりを持たせると同時に、北向きの暗いダイニングを明るくする目的がある
ロフト部屋には省エネも考慮に入れガラス戸を設けた
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天井の低いロフト部屋と、隣の部屋は和室の屋根裏である
和室の屋根裏は、構造的に歩くのは無理なので、今回は手前のロフト部屋のみの改装とした
天井を撤去した後に、姿を現す梁が楽しみ
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期待通りの梁が、永い時を経て姿を現した  リフォームの醍醐味
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天井を何もかもすべて見せるのではなく、古い梁が一番美しく見えるラインで 天井を設ける
ちょっとアンティークの照明器具をつけて 昭和レトロ調の部屋が完成した
stage 33 ( # 79 )  T 邸

- 明治から平成へ -


・構  造      木造2階建
・改修部分床面積   92.45u
⇒ 建築日記
この地域は 以前 川が氾濫し 水に浸かった地域だ

そのためどこの家も 前面道路から1メートルほどの石垣で 土地をかさ上げしている

前面道路幅は 軽四トラックがやっと通れる程度

数年前までクライアントの母親が住んでいたこの家は その頃タタミと瓦を替えたばかりだった

倒すのは忍びない と言うことでこのたび 一部 大改修をして 借家として生まれ変わった

限られた予算で どこまで甦生できるかが 大きな課題だったが・・・

昭和初期の面影を残す レトロな趣の家が 完成した
stage Y's (ステージワイズ)  一級建築士事務所
岡山県岡山市北区舟橋町2-24 〒700-0841   tel: 086-803-5125  E-mail: takezawa@stage-ys.co.jp